いつかの酒

初任給で親に酒を送った。

親はいつか俺が帰った時に一緒に飲もうと決めて飲まずにとっておいた。

9年の月日が流れてその焼酎を開けた。

開けようと思ったらコルクが途中で腐食してて割れた。まあなんとか大事には至らなかったけど、それが親を待たせてた年月の重みかなー。

さすが38度の酒だけあって味は全く悪くなってない。

故郷で飲む黒糖焼酎、お湯割りが身に沁みました。

ただいま。